第11回組込み適塾

  • D01-02
  • 講座番号
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組込みシステムのためのUX設計【演習】

講義日時:2018年7月2日 14:00~ 17:30

講義概要

製品やシステム、サービスを通じて優れ経験を提供するためには、最も上位レベルのコンセプトとして ユーザーにどんな体験をしてもらうかを設計する必要がある。本講義では、開発の初期段階における ペルソナ手法を用いたUX設計の考え方と手法を具体的なワークを交えて習得する。

講師

所属
株式会社mct
講師名
白根英昭

1988年大伸社に入社。2002年にペルソナ(象徴的な顧客像)やエスノグラフィー(人類学の手法を応用した調査方法)等の活用によるイノベーションのコンサルティングサービスを開始。一橋ビジネスレビュー (2007年)、日経情報ストラテジー(2008年)、ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー(2010年)等に寄稿。2014年11月より株式会社mct代表取締役社長。ペルソナ&カスタマエクスペリエンス学会理事。

講義内容

  1. 人間中心デザインの考え方
    • 機能中心デザインから人間中心デザイン
    • 人間中心デザインの考え方、プロセス
    • UIからUXへ
  2. UX(ユーザーエクスペリエンス)を理解する
    • UX(ユーザーエクスペリエンス)とは
    • UXの概念モデル
    • UXとユーザーゴール
    • ユーザーゴールとUXのレベル
  3. UXデザインの各種手法
    • デザインリサーチの変遷・体系
    • デザインプロセスにおける各手法の位置づけ
    • 主要なUXデザイン手法の紹介
  4. ペルソナのポイントと使い方
    • ペルソナのコンセプト
    • ペルソナの構成要素
    • ペルソナのメリット
    • ペルソナの使い方
  5. ペルソナの作り方
    • ペルソナの作成プロセス
    • ボードゲームを使ったペルソナ作成ワーク
    • ペルソナの理解度クイズ
  6. ペルソナ手法を使ったUXコンセプト設計ワークショップ
    • エスノグラフィックインタビューの映像視聴
    • データ抽出、分類、ラベリング
    • ペルソナのゴール定義
    • アイデア開発〜評価〜コンセプト定義

受講要件

【受講要件】

特になし

【事前学習のポイント】

教科書

講義2週間前に電子ファイル送付(事前学習を推奨)

講義に関連する解説記事・参考文献・図書等

  • ・イノベーターのための問題解決法 DIAMONDハーバードビジネスレビューオンライン
     http://diamond.jp/category/hbr_ethnography
  • ・高井紳二(編)、実践ペルソナ・マーケティング 製品・サービス開発の新しい常識、日本経済新聞出版社