開催趣旨

 当機構は、各地域の組込み・IoT産業の抱える課題の共有や情報発信、共創のきっかけづくりの場として、第13回全国組込み産業フォーラムをデジタル人材育成を始めAI/IoTの活用およびDX推進に積極的に取り組まれている大阪府にて、関西経済連合会様との共同主催で開催し、地域・業種の垣根を越えた新たな共創の創出をめざします。

開催概要

開催日程  2024 年 11 月 22 日(金) 12:30~17:00 
会場  JAM BASE(グラングリーン大阪) CONFERENCE 5-2
【アクセスURL】 https://jambase-space.com/access/
基調講演 「パーソナルデータ利活用が創る未来社会」 大阪大学 産業科学研究所 教授 八木 康史 氏
参加費  無料(※交流会を除く)
定員  80名 (申込者多数の場合、人数調整させていただきます。)     
締切  11月21日(木)

交流会

交流会詳細 フォーラム終了後、交流会(定員50名)を開催します。
【参加費】ESIP会員:無料(1社1名まで)
     一般参加、ESIP会員1社2名様以降:5,000円(税抜き)※参加費は当日、直接店舗へお支払いただきます。
【締切り】11月14日(木)
【会場】:The Lab.( 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 北館1F)
「お申込みはこちらへ」から、お申込みをお願いします。(申込者多数の場合、人数調整させていただきます。)

 開会挨拶

12:30 ~ 12:35
 組込みシステム産業振興機構 副理事長(三菱電機 執行役員 営業本部 副本部長 兼 関西支社長) 中谷 太郎


12:35 ~ 12:40
 経済産業省 近畿経済産業局 地域経済部 次長 前原 誠 氏


 基調講演

12:40~13:30
「パーソナルデータ利活用が創る未来社会 」


大阪大学 産業科学研究所 教授
文部科学省Society5.0実現化研究拠点支援事業
ライフデザイン・イノベーション研究拠点(iLDi)本部長

 八木 康史 氏

(略歴)
 1985年大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了。1991年工学博士。三菱電機(株)応用機器研究所/産業システム研究所、大阪大学基礎工学部を経て、2003年大阪大学産業科学研究所教授、2012年同研究所長、2015年から2019年まで大阪大学理事・副学長(研究、産学共創、図書館担当)。
2014年、科学技術分野の文部科学大臣表彰、2018年から、ライフデザイン・イノベーション研究拠点本部長として文部科学省Soceity 5.0実現化研究拠点事業を推進。データ取引所MYPLRを運用する(一社)データビリティコンソーシアム代表理事。


(概要)
 本学が推進する、文部科学省Soceity5.0実現化研究拠点事業「ライフデザイン・イノベーション研究拠点」では、Soceity5.0に革新を起こす試みとして、多様な高付加価値パーソナルデータを、本人同意のもとでデータ流通を可能にするデータ流通基盤PLR並びにデータ取引所MYPLRを研究開発しています。本講演では、PLR基盤、MYPLRの紹介に加えて、本研究拠点で取り組むソリューションプロジェクトの紹介をする。

 後援団体講演

13:40 ~ 13:55
我が国に必要なデジタル基盤の整備に関する取り組み

情報処理推進機構 デジタル基盤センター 副センター長
AIセーフティインスティテュート 事務局次長
 小田切 未来 氏


(略歴)
 2007年に旧国家一種試験合格後、経済産業省入省。これまで、経済産業省ではクールジャパン政策、兼業・副業促進、AI人材育成などを担当。2015年にNewsPicks社の日本の政治・政策分野のプロピッカーの7人のうちの1人に選出。2018年に一般社団法人Public Meets Innovationを設立し、共同創設者・理事に。2020年に、東京大学未来ビジョン研究センター特任研究員に着任。現在は、IPAデジタル基盤センター副センター長、AIセーフティインスティテュート事務局次長、東京大学未来ビジョン研究センター客員フェローを兼務。なお、今年6月には、東京大学の研究の成果をまとめた本として白桃書房から「クリエイティブ・ジャパン戦略」を共著で出版。

(概要)
 IPAでは、データ・ソフトウェアに係る標準体系の整備、公的基盤サービスの整備・提供、エンジニアリングの革新、トランスフォーメーションを加速する仕組みの提供、天才・イノベーターの発掘・育成・活躍促進に取り組んでいます。本講演では、デジタル基盤センターにおけるデジタル基盤の整備に関する取り組みを中心に紹介いたします。

 共催団体講演

13:55 ~ 14:10
社会課題解決に貢献するイノベーションの創出を目指して 
~ 産総研の概要・近況
産業技術総合研究所 関西センター 所長 辰巳 国昭 氏

(略歴)
 1962年大阪府生まれ。1988年京都大学大学院工学研究科修士修了、工技院 大阪工業技術試験所 入所。リチウムイオン電池機能材料の研究に従事。2014年総合電機メーカーコーポレート研へ出向。2017年産総研イノベーション推進本部 技術マーケティング室長、2020年 副本部長を経て2021年より関西センター所長。経産省-文科省蓄電池ガバニングボード委員、経産省蓄電池産業戦略推進会議メンバーとしても活動中。 

(概要)
 産総研は、科学技術に関する日本最大級の公的研究機関として、「社会課題解決」と「産業競争力強化」をミッションに取り組んでおります。特に第5中長期経営方針では、イノベーションの創出を通じた社会実装のため、㈱AIST Solutionsを設置し、企業連携とスタートアップ創出の強化を進めております。
 本報告では、産総研グループの概要および最近の施策や成果について、ICT/IoT分野にフォーカスを当てつつご紹介致します。
 

 地域団体講演

14:10 ~ 16:20
 各地域の団体より事業を紹介いただくとともに、最新の事例や取り組みについて共有させていただきます。
 各団体の一覧および講演者は、本ページ末尾の地域団体一覧をご参照ください。地域団体一覧はこちらをクリック

 セミナー

16:20 ~ 16:50
うめきたからイノベーション創出を

阪急阪神不動産開発事業本部都市マネジメント事業部 部長 / 
うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)事業統括部長 
橋本 英仁 氏


(略歴)
 1990年阪急電鉄(株)に入社。オフィス、マンション等の設計・現場管理に携わった後、2000年よりニュータウン彩都の開発事業において、大学発ベンチャーの支援事業、公的インキュベータの誘致に従事。阪急電鉄に復職後、駅建築の責任者、鉄道部門の営業担当、能勢電鉄(株)への出向を経て、2017年よりうめきた2期開発計画に携わる。2022年9月うめきた未来イノベーション機構設立時から現職を兼務。2024年4月から都市活力研究所も兼務。

(概要)
 本年、9月に先行まちびらきした「グラングリーン大阪」について、開発のコンセプトや概要についてお話する。特に、イノベーション施設「JAM BASE」の施設紹介とともに、そこを拠点に活動する官民連携のイノベーション組織「うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)の取り組みについて紹介する。

 閉会挨拶

16:50 ~ 17:00
 関西経済連合会 万博推進部 室長 壷井 秀一 氏

 参加団体一覧

団体名と活動概要 府県 講演者
公益財団法人ソフトピアジャパン
公益財団法人ソフトピアジャパンは、県内産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けて、ソフトピアジャパンを中核的な IT 拠点と位置づけ、デジタル化による業務革新、生産性の向上等の高度化、新事業の創出、IT 人材の育成等支援によって地域産業の持続的発展を促進します。
岐阜 天川 伊織 氏
HEPT(組込みソフトウェア技術)コンソーシアム
静岡大学・浜松市・浜松地域の産学官連携プロジェクトとして、企業における研究・開発などの現場に活かせる講座として演習を中心とした講座を用意し、企業の組込みソフトウェアに関する技術力・開発力アップに貢献できる技術者の養成を目指しています。
静岡 塩見 彰睦 氏
車載組込みシステムフォーラム(ASIF)
車載組込みソフトウェア産業の発展を目的として、海外・国内のソフトウェアに関わる標準仕様の調査および最新技術の習得、自動車制御技術・他業界技術の習得等を通した若手人材育成、各種セミナーの開催を実施しています。
愛知 谷川 智行 氏
鳥取市
鳥取市は人口約18万人の山陰地方の中核市です。2021年には内閣府より「SDGs未来都市」に、2023年には環境省より「脱炭素先行地域」に選定されており、「食」と「エネルギー」の地産地消の実現に向け、再生可能エネルギーの供給と次世代スマート農業に積極的に取り組んでいます。
鳥取 福山 博俊 氏
北九州市
北九州市では、本年3月に策定した市のビジョンにおいて、「稼げるまち」の実現を重点戦略の一つに掲げており、この「稼げるまち」の実現に向けた施策の一つとして「スター    トアップの創出・成長」に取組むこととしている。「日本一起業しやすいまち北九州」を目指して地域の様々な支援機関と連携してスタートアップ支援に取組んでいる。
福岡 石原 庸隆 氏
特定非営利活動法人 沖縄時空間情報活用推進協議会
空間情報解析は、地理的位置を手がかりに、位置に紐づいた情報を視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にします。私たちは、沖縄で真に求められる空間情報の活用基盤を構築し、人の行動の理解を深め、企業のサービス開発に応用します。
沖縄 山田 真久 氏
関西経済連合会
関経連は、1946年10月の発足以来、アジアを中心とした国際交流、産業基盤強化や地方の発展に資する政策提言、関西3空港の最適活用や2025年大阪・関西万博の成功に向けた各種取り組みなどを通じて、関西のみならず日本の経済発展に大きく貢献している総合経済団体です。
- 壷井 秀一
組込みシステム産業振興機構
大阪 春日 正博

 開催体制

 主催:組込みシステム産業振興機構(ESIP)、(公社)関西経済連合会
 共催:(国研)産業技術総合研究所
 後援:経済産業省 近畿経済産業局、(独)情報処理推進機構


お問合せ
 組込みシステム産業振興機構 企画広報 高倉、橋本
 Mail : ;
 TEL  : 072-751-9951

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