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データに基づくプロジェクト改善D02-03

講義概要

講座日程:2015年7月31日(1日間)

ソフトウェア開発に関する実証データや実績データ(ソフトウェア開発データ)に基づいて、ソフトウェア開発プロジェクトの改善を推進し、ソフトウェアを効率よく、また、高品質に開発する体制や環境を実現するための基本概念と方法論について講義する。
講師
奈良先端科学技術大学院大学 松本 健一 先生
岡山大学 門田 暁人 先生
【松本 健一 先生】 データに基づく科学的手法によりソフトウェア開発を行う、エンピリカルソフトウェア工学を研究。ソフトウェア開発データを品質評価等に利用するための基盤技術の開発と普及に向け産学官連携を進める。

【門田 暁人 先生】 ソフトウェア開発データに基づくプロジェクト管理に関する研究に従事。IPA-SEC 定量データ分析部会委員、ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2013プログラム委員長、IWSM/MENSURA2011プログラム委員長などを歴任。

講義内容

ソフトウェア開発データに基づく定量的アプローチの基本概念と方法論について解説する。

  1. 概論
    • ソフトウェア開発データをプロジェクト改善にどのように役立てるのか、その基本概念をいくつかの事例を交えて概説する。
  2. ソフトウェア品質の見える化
    • レビュー・テスト結果の集計と評価、バグ曲線・バグ原因の分析、コーディング品質の計測と分析、開発の手戻りの分析など、ソフトウェア品質に関するメトリクスの計測とその分析方法を説明する。
  3. ソフトウェア品質の予測
    • テスト工数の最適配分を行うために、リスクが高い(潜在バグ数が多い)機能モジュールを予測するためのメトリクス、および、数理モデルについて説明する。
  4. ソフトウェアリポジトリマイニング
    • ソースコードリポジトリ,バグ報告,メーリングリスト,クラッシュログなどのデータソース(ソフトウェアリポジトリ)を開発支援に役立てる方法,および,その要素技術である可視化・統計分析手法について説明する。

受講要件

受講対象者 (ソフトウェア開発管理,品質保証,プロセス改善に関心を持つ者)

教科書

講義2週間前に電子ファイル送付(事前学習を推奨)

講義に関連する解説記事・参考文献等

  • 鳥居宏次(監修)、ソフトウェア開発におけるエンピリカルアプローチ、アスキー (2008).
  • John McGarry(著)、Cheryl Jones(著)、Beth Layman(著)、Elizabeth Clark(著)、David Card(著)、古山 恒夫(訳)、富野 寿(訳)、実践的ソフトウェア測定、共立出版 (2004).
  • 情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリング・センター(著)、ソフトウェア開発データ白書2014-2015 (2014).http://www.ipa.go.jp/sec/publish/tn12-002.html

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