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実装エンジニアリングコース 実装演習科目 (組込みプラットフォーム)J03

講義概要

講義日時:2017年10月10日~12日  9:30 ~ 17:30

ハードウエアとソフトウエアの協調設計に基づく設計の基礎知識を習得する.組込み用OSやドライバ、ライブラリが実装済みの、C/C++言語プログラムを実行できる汎用組込みプラットフォームを活用し、デジタル/アナログデータの取り込みから上位パソコンの通信までを学習する。

講師
  • 大阪大学      尾上孝雄
  • 大阪大学      畠中理英
  • 三菱電機株式会社  後藤正憲


[尾上孝雄氏]
大阪大学 総長参与、大阪大学大学院情報科学研究科長。 専門領域は画像符号化システム,音声処理システム等の システムオンチップ設計, 組込みシステムの低消費電力化などの研究に従事。ISO/IEC SC29/WG1 (JPEG) 国内小委員会委員. 産学連携によるベンチャー起業も手がけ,株式会社シンセシス,株式会社アー ニス・サウンド・テクノロジーズの立ち上げ、運営に係わる。

[畠中理英氏]
大阪大学 総長参与、大阪大学大学院情報科学研究科長。 専門領域は画像符号化システム,音声処理システム等の システムオンチップ設計, 組込みシステムの低消費電力化などの研究に従事。ISO/IEC SC29/WG1 (JPEG) 国内小委員会委員. 産学連携によるベンチャー起業も手がけ,株式会社シンセシス,株式会社アー ニス・サウンド・テクノロジーズの立ち上げ、運営に係わる。

[後藤正憲氏]
平成2年、三菱電機メカトロニクスソフトウェア(株)入社。各種ファクトリーオートメーション(FA)機器のアプリケーション開発に従事。平成27年より三菱電機(株)にて各種FA製品/ソリューションの技術サポート業務に従事。

日付 時間 講座ID 講座名 担当講師
1日目 9:30~
13:00
J03-01 コデザインに基づく組込みシステム概論 大阪大学
尾上孝雄
13:00~
17:30
J03-02 コデザインにおける省エネルギー化など実践的な取組み 大阪大学
畠中理英
2日目 9:30~
11:30
J03-03 組込みプラットフォームの特徴 三菱電機株式会社 後藤正憲
12:30~
17:30
J03-04 C言語コントローラによる演習(ユニット設計、プログラミング、通信制御)
3日目 9:30~
15:30
J03-05 C言語コントローラによる実践開発(水面制御編)
15:30~
17:30
J03-06 報告会 大阪大学
尾上孝雄

三菱電機株式会社 後藤正憲

講義内容

J03-01
講座名「コデザインの基づく組込みシステム概論」

組込み型応用システムの集積化設計に関する概観を学び,ハードウェア/ソフトウェアとして実装する際の要点を,画像通信応用システムを例として考える.

講義内容

  • (1) 応用システム設計のフロー
  • (2) 画像通信応用システムの設計
  • (3) 画像通信応用システムの設計
    • ・画像符号化処理の特徴
    • ・典型的処理課程の実装
    • ・ハードウェア実装とソフトウェア実装
J03-02
講座名「コデザインにおける省エネルギー化など実践的な取組みについて」

コデザインにおける省エネルギー化などの実践的なとりくみについての座学

講義内容

大阪大学にて行ってきた開発・設計例を用いて、コ・デザインにおける省エネルギー化の方策とその効果について概説する。 また、その際に必要となるハードウェア設計技術について、Verilog HDLを用いたハードウェア設計演習を交えながら講義する。

J03-03
講座名「組込みプラットフォームの特徴」

RX210の内蔵機能と周辺回路の制御を実機演習を通して体験する。

講義内容

使用する組込みシステムプラットフォームの特長、開発ツール、システム構成を学び、簡単なプログラミングを行うことで、開発環境を操作してみる。

J03-04

講座名「C言語コントローラによる演習」

3日目の実習課題に向け、入出力信号取り込みと通信について学ぶ

講義内容

  • (1) 入出力演習
    • 実習機の構成と入出力番号
    • ユニットの設定ツールの操作(設定、モニタ、診断)
    • デジタル入出力ユニット、アナログ入出力ユニットのプログラム実習
  • (2) 発展的プログラム例とIoTへの応用
    • 上位パソコンやデータベースとの通信について
    • ソケット通信、FTP通信、シリアル通信に関する演習
J03-05

講座名「C言語コントローラによる実践開発」

これまでの演習を踏まえた総合演習を行う。。水面制御実習機を用い、ディップスイッチ設定やアナログ電圧値の変化を通信を利用してパソコンに表示する

J03-06

報告会

 

受講要件

【必要なスキル・知識】
  • 1.C言語での基礎的なプログラミングの経験を有する方
  • 2.組み込みシステム設計プロセスに興味を持っている方

教科書

講義2週間前に電子ファイル送付(事前学習を推奨)

講義に関連する解説記事・参考文献等

特になし

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