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UMLの組込み適用基礎D01-04

講義概要

講座日程:2016年7月6日(1日間)

組込みソフトウェア開発のスコープが変わってきています。例えば、自動車や航空機の開発では、モデルを中心にして開発を推進する割合が増加していますが、プログラミング言語はC言語を主要言語に置いているなど一般のIT業界とは性質の違いが顕著です。一方で、センサーネットやMtoMなどと呼ばれるIT業界での組込み応用の需要が急増しています。本講義では、こうした変化の中で組込みソフトウェア開発に使用するUMLの基礎を講義します。そして組込み開発の中で重要なリアルタイムアプリケーションへのUML適用の基礎技術を演習を交えて紹介します

講師  株式会社 東陽テクニカ  二上 貴夫 

㈱東陽テクニカにて各種の計測システム開発、組込みソフトウェア開発技術の普及 活動に従事。ETロボコンを創始、模型飛行船ロボットを題材として組込みシステムの モデル駆動開発など実践的開発力向上のための活動多数。並行して米国OMG、英国 MIRAなどと協力して航空機、自動車の試験技術研究や機能安全分析なども手掛ける。

講義内容

  1. 組込みソフトウェア開発史概論
    • ・組込みシステムとソフトウェアの利用
    • ・代表的産業での適用史
  2. UMLとオブジェクト指向の利用演習
    • ・UMLで実際にモデリングをしてみよう
    • ・モデリングすると何が見えるのか?
  3. 事例に見る組込み開発でのUML活用方法
    • ・模型飛行船ロボットでの共同開発
    • ・産業用計測システム開発でのケーススタディ
    • ・スポーツ科学研究と組込みシステム
  4. IoTの世界とUMLの関係概論
    • ・IoTとUMLの関係

受講要件

特になし。

教科書

(抜粋)講義2週間前に電子ファイル送付(事前学習を推奨)

講義に関連する解説記事・参考文献等

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