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組込みシステムのためのUX設計D01-02

講義概要

講座日程:2016年7月4日(半日間)

製品やシステム、サービスを通じて優れ経験を提供するためには、最も上位レベルのコンセプトとして ユーザーにどんな体験をしてもらうかを設計する必要がある。本講義では、開発の初期段階における ペルソナ手法を用いたUX設計の考え方と手法を具体的なワークを交えて習得する。

講師株式会社 mct 代表取締役社長  白根 英昭

1988年大伸社に入社。2002年にペルソナ(象徴的な顧客像)やエスノグラフィー(人類学の手法を応用した調査方法)等の活用によるイノベーションのコンサルティングサービスを開始。一橋ビジネスレビュー (2007年)、日経情報ストラテジー(2008年)、ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー(2010年)等に寄稿。2014年11月より株式会社mct代表取締役社長。ペルソナ&カスタマエクスペリエンス学会理事。

講義内容

  1. 人間中心デザインの考え方
    • ・機能中心デザインから人間中心デザイン
    • ・人間中心デザインの考え方、プロセス
    • ・UIからUXへ
  2. UX(ユーザーエクスペリエンス)を理解する
    • ・UX(ユーザーエクスペリエンス)とは
    • ・UXの概念モデル
    • ・UXとユーザーゴール
    • ・ユーザーゴールとUXのレベル
  3. UXデザインの各種手法
    • ・デザインリサーチの変遷・体系
    • ・デザインプロセスにおける各手法の位置づけ
    • ・主要なUXデザイン手法の紹介
  1. ペルソナのポイントと使い方
    • ・ペルソナのコンセプト
    • ・ペルソナの構成要素
    • ・ペルソナのメリット
    • ・ペルソナの使い方
  2. ペルソナの作り方
    • ・ペルソナの作成プロセス
    • ・ボードゲームを使ったペルソナ作成ワーク
    • ・ペルソナの理解度クイズ
  3. ペルソナ手法を使ったUXコンセプト設計ワークショップ
    • ・エスノグラフィックインタビューの映像視聴
    • ・データ抽出、分類、ラベリング
    • ・ペルソナのゴール定義
    • ・アイデア開発〜評価〜コンセプト定義

受講要件

特になし 

教科書

講義2週間前に電子ファイル送付(事前学習を推奨)

講義に関連する解説記事・参考文献等

  • ・イノベーターのための問題解決法 DIAMONDハーバードビジネスレビューオンライン http://diamond.jp/category/hbr_ethnography
  • ・高井紳二(編)、実践ペルソナ・マーケティング 製品・サービス開発の新しい常識、日本経済新聞出版社

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